【本ブログの前提】筆者の経験②
こんにちは。ASです。
前回に引き続き、私の経験をご参考までにご紹介していきます。
ちなみに前回は以下。
career-gekokujo.hatenablog.com
では、社会人になりたての私のキャリアを少し細かく見ていきましょう。
切り口は3つです。これがすべてではありませんが、キャリアはおおむね
以下の3つの切り口に分解することができます。
①学歴・社格
a)説明
・学歴は、若ければ若いほど影響してきます。それは、これまでの人生で
どれだけがんばってきたか?基礎的な(最低限の)能力がどの程度あるか?
という基準にはもってこいだからです。学歴不要論も定期的に盛り上がります
が、採用する側の視点からの確率論では、最善の選択だと思います。
・社格も、就職活動というステージにおける努力と成果を現します。また、
大学生というある程度物事を考えられる年齢において「なんとなく」という
判断をしていると感じるケースも多く、この場合もビハインドになりがちです。
社格は、企業規模にある程度の相関があります。あとは、たとえば財閥の名前を
冠していると良く見える、など細かいこともありますが・・・。
・いずれも、あからさまな判断基準になることは少ないですが、「足切り」に
大きく影響してきます。応募者が多い企業では、時間的制約から足切りを
せざるを得ません。
b)私のキャリア
・学歴:偏差値が50くらいの、いわゆる私立3流文系大学卒業です。
。社格:大手人材系だったので、企業としては大企業でした。ただ、業界としては
人材系は格が高いわけではないので、そこそこというところでしょうか。
②スキル
a)説明
・スキルとは端的には「どのような仕事ができるか」です。ここは本エントリーで
語るにはボリュームが多すぎるので別に譲りますが、「捉え方」が重要です。
・捉え方とは、「分解して」「性質毎に」考えることです。たとえばメーカーの
法人営業職であれば、「対法人のやり取りの経験」「有形商材の取り扱い経験」
「物を売るという経験」といった具合です。これはさらに分解できますので、
皆様も自分のスキルをバラバラに分解して俯瞰して見てください。
b)私のキャリア
・私の最初の配属は「転職エージェントのキャリアアドバイザー」でした。
・分解すると「個人向けに”おススメをする”経験(売るではない)」「人との会話から
望むものを浮かび上がらせる経験」などです。なんとなく、多くの人ができる
ような気がしませんか?
③知識
a)説明
・言葉通り「知識」です。これは広範に及びますが、層に分けていくと、
「業界知識」「各企業の知識」「商品知識」「技術の知識」といった具合です。
・スキルと一緒くたに語られる文脈が多いですが、知識はスキルほどは求められ
ません。なぜならあくまで「知っているか」であって、スキルのように「できる
こと」ではないからです。つまり、ある意味お勉強の世界なので、「覚えれば
よい」と捉えることができます。
・知識の視点から重要なのは「簡単に得られる知識か?」ということです。獲得に
5-10年かかりますという業界もザラで、その場合は大きな強みになります。
b)私のキャリア
・キャリアアドバイザーは、「様々な業界の特徴と所属している企業・職種の知識」
「人とコミュニケーションをとる際に必要となる知識(スキルにも近い)」などです。
・上記いずれも、どのくらいで身に付きそうでしょうか。おそらく1年もいらない
ですね。
なんとなく、私の社会人開始時点での在り様、わかったかと思います。
ただ、上記は概要とはいえ、自分で考えだすのは結構大変かもしれません。
私もキャリアアドバイザーだったからこそという要因は多分にあります。
一度相談してみると良いかと思います。
次回は、最初の転職活動についてご紹介します。
career-gekokujo.hatenablog.com
以上です。