キャリアの下克上を狙う方々へ

3流大卒、新卒大手人材系(人材紹介業)へ就職してから、戦略的にキャリア・スキルアップし、超大手安定IT企業への転職を果たした筆者の実体験をご紹介しています

【第二新卒・20代前半の方向け】キャリアのやり直し

こんにちは。ASです。

 

私がキャリアアドバイザーとして担当した方々の属性として「20代若手」

がありました。社会人になってから数か月~数年程度の方々です。

 

そして、その方々の転職の目的は「今の会社/仕事/人間関係が嫌だ」

というものが多くありました。

 

お話を聞いてみると「確かにそう思いますよね」としか言えない環境の

方も、少なからず、というかかなり多くいらっしゃいました。

 

個人的に思っているのは、世の中は理不尽で、個人で変えられることなんて

ほんのちょっとで、でも「常識」や「「当たり前」のような言葉に縛られて

動けない状態が作り上げられてしまうな、ということです。

 

それはキャリアという側面でも同様で、まさにそのような方々のお手伝いを

させていただく時は、仕事とはちょっと違う、使命感といったら偉そうですが、

自分の立場(仕事)だからこそできるお手伝いをしたい、という想いで臨んで

いました。

 

それは結果にも出ており、かなり多くの方の「キャリアのやり直し」のお手伝いを

実現できたと自負しています。

 

前置きが長くなりましたが、「キャリアのやり直し」について、考え方と、具体的な

方法論について述べていきたいと思います。

 

<考え方>

ここでの考え方はただ一つ、「次を”ある程度”安定させること」です。

安定とは何を指しているかというと、翻っての「キャリアのやり直し」を

フォローするということです。

今の社会においては、どうしてもこの点をネガティブに捉える傾向があります。

こればっかりは、人間社会で暮らしていく上では仕方の無い成約かと思います。

 

具体的には、以下2つを求めることです。

 

①経験やスキルの方向性

・「やり直し」をするということは、その期間に得た経験やスキルを捨てる

 ということもあり得ます。つまり、次のキャリアでは、その分もしっかりと

 身につけられる環境であることが望ましいです。

 

・なお、20代前半のキャリアで重要なのは「経験やスキル」の「質」よりも

 「正しい方向か」という点です。なぜなら、「10年後くらい後の1年2年は誤差」

 です。ただし、そこで定めた方向性の延長にあるため、その時点での選択に

 よって大きく変わるからです。

・以上から、キャリアの方向性はしっかりと考えてみてください。 

 

②ある程度の期間在籍する

・これは、個人的にはあまり推したくないポイントなのですが、現実には

 「何年会社に在籍したか」を重視する企業がそれなりの数を占めます。

 要は我慢強さや飽きっぽくないことの証左だから、ということなのですが、

 個人的にはあまり承服できません。

・とはいえ人間社会の現実ではありますので、意識してほしいポイントです。 

 

<方法論>

 考え方では、以下3点をまとめました。

・キャリアの方向性を考えること

・経験やスキルを身につけること

・ある程度の期間在籍すること

 

上記を満たす方法論として、以下2つを挙げます。

 

①転職エージェントに相談する

・私が転職エージェント出身だからかもしれませんが、転職活動には

 必ず転職エージェントを利用したほうが良いです。詳細はいかに

 まとめていますので、ご参照ください。

 

career-gekokujo.hatenablog.com

 

 

career-gekokujo.hatenablog.com

 

 

②一歩を踏み出す

上記で定めた方向性でキャリアをスタートさせるための一歩を踏み出しましょう。

具体的な求人案件は転職エージェントが見つけてきてくれますので、ここでは

「キャリア(スキルと経験)の教育を受けて身につけてから踏み出す」という方法を

2つご紹介します。

 

a)教育を受けてからの人材紹介

 

JAIC(ジェイック)という人材紹介業を営んでいる企業があります。ここは

他の企業とは全く異なり、事前に教育を受けられたり、企業独自の強固な

関係性の中で得る求人案件があったり、書類選考無しで面接から採用プロセスが

スタートしたり、といった特徴があります。

 

私の知人もここからキャリアをリスタートさせました(今ではもう1回転職をし、

IT企業の営業職としてマネージャー一歩手前まで昇進しているようです)

 

詳細は上記バナーからHPに飛んで見ていただいたほうがいいと思いますが、

以下にも一部記載します。

 

◇特徴

・20代専門の就職支援『無料就職講座×面接会』
・就職成功率80.3%
・正社員支援実績12,174名
・未経験OK
・書類選考無し
・全て正社員求人
・100%取材した求人
・契約企業50,000社超え
・面接会があり経営層と直接面談
・マスコミ掲載:300回超え

 

◇講座について:
・専任講師が担当
・ビジネスマナー
・みだしなみ
・履歴書の書き方
職務経歴書の書き方
・面接の受け方
・多数カリキュラム。

 

◇面接会について

・20社の経営層と直接面談  
・書類選考なし

 

 

b)ITエンジニア/コンサルタントへのチャレンジ

以下のエントリーにまとめていますので、ご参考ください。

 

career-gekokujo.hatenablog.com

 

 

 

以上です。

 

 

 

 

転職活動のコツ(元キャリアアドバイザーのノウハウ)

こんにちは。ASです。

 

今回は、転職活動に対するコツです。

もう少しかみ砕くと、転職活動のすべては、以下2つの切り口から

考えるべきです、ということを述べています。

 

-----------

①自分が職業人生を置きたい企業はどこか

②その企業は自分をどう捉えるか

 -----------

 

 

ひとつづつ見ていきましょう。

 

①自分が職業人生を置きたい企業はどこか

当たり前ですが、これが転職活動のゴールです。そしてこれを決めることは

とても難しいです。というか、正解は無いと思います。

自分にフィットした会社は、理論的にはありますが、現実的には無いと思います。

その時に重要となってくるのが「優先度」です。

 

では、どうやって優先度を決めるのでしょうか。

ここでも2つの切り口に分けて考えることをお勧めします。

a)自分の在りたい姿

・自分は、現在と未来において、その瞬間をどのように過ごしていたいでしょうか。

 人生は瞬間の積み重ねです。この視点で考えると、今まで考えていたものとは

 別の項目が出てくることがありますよ。どう成りたい?と聞かれても将来のこと

 なので不確定な部分がありますが、どう在りたい?と聞かれるとイメージしやすい

 かと思います。

・ちなみに、筆者は「強く格好良く在りたい」でした。恥ずかしい。

・ここでは漠然とした内容で構いません。これを具体化していくのが次の作業です。

b)項目の洗い出しと順位付け

・洗い出しは、ある意味簡単です。自分の在りたい姿って具体的にどんな姿?

 それには何が必要?と考えるだけです。土台があるので考えやすいと思います。

・ここで難しいのは「順位付け」です。順位付けとは、ほかならぬ「ほしいもの

 を捨てる」ということだからです。この際に重要なのは、「捨てて納得がいく

 理由があるか」です。それは、捨てるものの有用性の低さでもいいですし、

 ほかに得るものの有用性の高さでもいいです。いずれにせよ、必ず理由を明確に

 するべきです。どちらも捨てられないのでれば、それは両方追うべきですが、

 それが現実的で無いなら、それは自分の感覚が現実離れしているということです。

 どっちか捨てましょう。

・個人的にここでお勧めしたいのは、「人に相談すること」です。ただ、「聴いて

 もらう」ことには一ミリの価値もありません。必ず「理論的に」回答してくれる

 人を探しましょう。繰り返しますが、この一連の作業で唯一無二の絶対軸は

 「理由」です。

 

 c)方法論

相談相手の具体的な関係性はまちまちだと思いますが、一番いいのは

「当たりの転職エージェント(キャリアアドバイザー)」です。転職に関する知識と

実例を豊富に持っているので、判断軸の理由を支える根拠が強く在ります。

また、人との対話も訓練されている(ことが多い)ので、うまく引き出してくれます。

ただし、これには大きな問題があります。

 1)キャリアアドバイザーは個人営業職なので、職業の性質上、転職数を目標と

  して持つため、転職者の考えは最優先と成り得ない

 2)そもそもも「多様な/深い経験を持つキャリアアドバイザーを揃えている」

  ことが会社としての付加価値になりがちです。すると、採用の門戸も割と

  広めです。つまり、質の不均一が起きやすい構造。ということは、当たり

  のキャリアアドバイザーを引くのは大変。

 

この2つを解消するには、元も子もないですが、たくさんのキャリアアドバイザー

と会うことです。”エージェントの中の人”だった経験からすると、たぶん5人に

1人くらいじゃないでしょうか。私がこの人に相談したいなと思う割合はそれ

くらいです。

 ※ちなみに、良いか悪いかわかりませんが、転職者にとって良いキャリア

  アドバイザーの営業成績がいいかというと別です。

 

当たりのキャリアアドバイザーが居やすいのは「求職者のため」を謳っている

会社です。今は売り手市場ですので、その点を重要視している会社であれば、

可能性の話ではありますが、当たりは出やすいと思います。

 ※現に筆者の所属していた会社は早くから強く求職者第一を謳っていました。

  当然、求職者に寄り添うキャリアアドバイザーは多かったです。 

 

 以下にいくつかご紹介しますので、ご参考ください。

 ⅰ)ワークポート

 ・今一番勢いのあるエージェントです。求職者が重要ということをよく理解

  しているので、関係構築に力を入れています。

   

 

  ⅱ)パソナキャリア

 ・業界でも有名な「求職者優先」の会社です。ぜひ一度面談してみてください。

  すぐにわかると思います。

  

 

 ⅲ)ミイダス

 ・ちょっと変わり種、対話型というよりはデータからあなたの

  本当の価値を見出す、という仕組みを保有しています。

 

 

 

②その企業は自分をどう捉えるか 

スーペースが少なくなってしまったので、別エントリーでしたためます。

 

 

良い成果が出ることを心から祈念しています。

また、知りたいことがあればお気軽にコメントください。すぐに記事にします。

 

以上です。 

 

【評価の仕方】キャリアアドバイザー

こんにちは。ASです。

 

少し踏み込んで、担当となったキャリアアドバイザー(以下「CA」)を

どのような目線で見るべきか、元CAの立場から考えていきたいと思います。

 

目線は、大きく2点あります。

①「親身な」サポートか

②社内で顔が利きそうか

 

①「親身な」サポートか

 これは、別エントリーからの転載ですが、以下をお読みください。

 

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次に「②親身なサポート」です。

ここでしっかりと明らかにしておきたいのは、「あなたにとっての親身とは?」です。

まずは今のつらい状況を聞いてほしい人もいるでしょう、相談したいけどなにを

相談したらいいかわからない人もいるでしょう、具体的な情報を仕入れたい人も

いれば、情報はあるから判断の例を教えてほしい人もいます。

求めるものは様々なれど、1つ共通しているのは「相手の立場に立って考えられる

CAか?」ということです。CAはどこまで行っても個人営業の仕組みの上で成り立って

いる仕事ですので、その仕組みがどれだけ影響しないCAなのかということが一つの

視点です。

 

では、それはどんなCAなのでしょうか。それは、以下2つのタイプです。

 a)人のサポートが第一。自分の数字は第二のCA

  ・人材業界は、多かれ少なかれ、人の人生をサポートしたいという想いを

   持ったいい人たちの集まりです。その想いがとても強いCAの場合は、

   自分の数字よりも転職者のことを第一に考えます。実際に結構いますよ、

   数字を優先すれば違う案件を紹介するだろうに、というCAは。

  ・企業としては良くないかもしれませんが、人としては素晴らしいと思います。

 b)そもそも仕組みのことを考えなくとも数字が挙がる剛腕CA

  ・「数字?そんなのお客様のことを徹底して考えて仕事をすればおのずと

   付いてくるよ」という男前を地で行くCAです。このようなCAに当たれば

   転職活動は成功したも同然かもしれません。

これを見定めるのは、2つの方法があります。

 a)面談を、自分のことを話す場だけでなく、相手のことを聞く場にする。

  ・正直な話、CAは、職務経歴書がある程度できあがっている人であれば、

   10分あれば面談は必要最低限で完了させることができます。

   ではなぜ90分も120分も要するのかというと、「信頼してもらうため」

   です。単純接触効果という接触回数が多ければいいという理論と、長時間

   一緒にいれば距離が近まるという理論があるので、それを体現している

   だけです。その時間を活かしてCAのこともいろいろ聞いてみましょう。

   これまでの職業人生での経験、転職した理由、今の仕事の良い/悪い面や

   大切にしていること。これだけでいろいろわかると思います。

   誠実でないCAだと、この辺りに話が及ぶと話題を変えたがったりします

   ので、よく見てみてください。

 

 b)素直にお願いをしてみる

  ・簡単なようで実はけっこう難しい「人へのお願い」です。もちろん

   サポートの要望を明確にしておくことが必要ですが「CAさんには具体的に

   〇〇を求めています、お願いしますね」と伝えてみましょう。ちゃんと

   聞いてくれるのは良いCAです。もちろんCAも営業職なので自身の都合も

   出してくるかと思いますが、ちゃんとした人であれば、お願いした事項も

   聞いてくれる(またはないがしろにはしない)はずです。

  ・サポートの要望を相談しながら、でもいいかもしれませんね。相談の中で

   うまくCAの望むほうに話が進んでいないかはちょっと注意が必要です。

 

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②社内で顔が利きそうか

これは、かなーり成果に差が出ます。

営業担当(リクルーティングアドバイザー:RA)は、もちろんですが目線は採用企業側

100%です。そのため、CA側が応募したいと言ってもNGを出すことが多々あります。

本当にたくさんあります。”チャレンジしたいCA”と”企業側の要件を厳格に守りたいRA”

の戦いです。また、RAは求人票や、内部に保有しているこれまでの選考に関する情報

のほかにも、たとえば人事や面接官の人となりから、採用計画、雑談やオフレコで

得た本当に欲しい人材像などなど、たくさんの情報を持っています。

また、RAがしっかりと採用企業に入り込めていると、今度は”チャレンジしたいRA”と

”しょうがないなと言う人事担当”という構図ができます。面接以外のプロセスは足切り

以外の何物でもないので、この足切りをクリアできるということは、応募者にとっては

非常に大きな意味を持ちますし、これこそエージェントを通して転職活動をする意味

だとすらいえます。

 

この最大の良さを図るのは、自分の担当のCAがRAに顔を利かせられるかです。

私が見る限りでも、この点は業績に強く相関しています。完全にCAに拠ってしまう

部分ですが、ぜひチェックしてほしいと思います。

ちなみに、チェックは容易ではなく、RAが関わるお願いをしたらすぐ対応して

くれる(たとえば情報をすぐ拾ってきてくれる)、無理そうな案件に応募してくれる

(口だけかもしれないので面接まで進むと実証)、「RAから聞いたんですけど」という

情報が多い、などの方法があります。

 

 

以上です。

 

※以下は個人的におススメエージェントです。